【シニア女性の婚活】求める理想と現実
婚活において、男性が女性に求める条件は圧倒的に「年齢の若さ」です。当然、20代、30代の女性は婚活市場においては有利です。
しかし、最近はシニア層の婚活も少なくありません。「50〜60代シニアの婚活パーティ」が開催されていたり、シニア専門の結婚相談所もあると聞きます。o
シニアのなかには、一度結婚して、家庭を築き、子供が成長してから熟年離婚。第二の人生を謳歌したいといって婚活するシニアの方もいらっしゃいます。婚活は若い人だけのものではないのです。
今回はシニア女性の婚活についてお話をしていこうと思います。シニア女性ならではの悩みやコンプレックス、また理想や現実にも目を向けて、どうしたら幸せになれるかを一緒に考えていきましょう。
シニア女性がこだわる学歴と肩書き
女性はいくつになっても学歴、肩書きにこだわるもの?
今や死語になってしまった感のある、3高(高身長、高収入、高学歴)という言葉。「3高はモテる」と言われた時代で、高学歴はモテる男性の条件でもありました。
ちょっと調べてみると「3高」という言葉が流行ったのは、バブル全盛期だった1980年代です。そんなバブル世代の女性も今や立派にシニア世代になり、紆余曲折の末、婚活をしてみようと思ったとき、やはり条件にはこだわりたいものなのかもしれません。
バブルの時代じゃあるまいし「3高」といっても…。しかし、「3高」という言葉を用いなくても、今でも「結婚するなら学歴にはこだわる」という人がいるのは事実ですし、婚活パーティでも「高学歴男性と出会えるパーティ」というコンセプトで開催しているところもあります。
学歴重視のシニア女性の婚活
では、シニア世代の女性が学歴にこだわった場合はどうでしょうか。
54歳早季子さん(仮名)は一流大学を出て、誰しもが聞いたことがある大企業に勤めている会社員です。これまでなかなかご縁がなく、この年まで独身だったのですが、この先の人生をパートナーとともに過ごしたいと思うようになり、婚活をはじめました。
早季子さんの求める条件の一つに、自分と同じレベルの学歴であることにこだわりをもっていました。というのは、早季子さんのご両親は非常に教育熱心で自分の子供にはしっかりとした教育を受けさせるという考えの持ち主で、そうした両親の影響もあり、結婚相手への条件に学歴をあげていたのです。
しかし、学歴重視の婚活は現実的には難しいものでした。学歴を重視した分、お見合いを組むのが同世代の女性会員よりもかなり少なくなり、出会いのチャンスも半減してしまいました。
学歴や肩書きよりも大切なものがある
男性の今の肩書きや地位は永遠ではない
「高学歴=優秀」とは一概には言えません。また就職活動において、学歴に関して明確に公言している企業もほとんどないと思いますが、学生が応募してきたとき、最初の判断材料の一つに学歴が入ってしまうのは仕方がないのでしょう。
婚活業界では、ハイスペックな男性(ここでは高学歴、高収入)は、女性にそれほどハイスペックを求めることはありません。仕事のパートナーを探しているわけではなく、一緒に心穏やかに過ごせる女性を望んでいるのです。
あと、企業でそれなりの肩書で仕事をして、ある程度の地位がある男性だって、その地位と肩書は永遠ではありません。いつかは引退するものです。そんなとき、どんな女性が隣にいたらいいかと考えたとき、学歴や肩書よりも居心地の良さだったり優しい女性の笑顔だといいます。
人生の第2ステージ、楽しく暮らすことのほうが大事
シニア世代は20代、30代、40代と様々な経験をしてきています。ある人は、最初の結婚をして家庭を築き、子供が成長して自立して巣立っていく…。そんなとき連れ合いに先立たれてしまい、一人になってしまい、再婚をしてみたいと思うようになったという人。
あるいは、若い頃、一度結婚をしたものの、夫の浮気に悩まされ、傷つき、離婚。もう2度と結婚は懲り懲りと思っていたけれど、一人だけの人生よりも二人で生きていくほうが楽しい、と婚活をはじめた女性。
事情は様々ですが、シニア世代は酸いも甘いも知り尽くしている分、人生の第二ステージは、お互いをいたわりあいながら、穏やかに過ごしたいと思うものなのではないでしょうか。そんなとき、お相手に求めるのは学歴ではなく、「人柄」「優しさ」「安定感」などが重視されます。学歴にこだわるよりももっと大切なものがあることに気付いてください。
シニア女性の婚活
シニア女性の婚活は現実的に厳しい?
シニアの女性が婚活する理由の一番は、残りの人生をパートナーと楽しみたいということが上げられます。しかし、結婚適齢期の20〜30代の女性と比べると、シニア女性の婚活は難しいというのが現実です。
ここで面白いデータがあります。
*50歳時の未婚率
男性:28.25%
女性:17.81%
2020年国立社会保障・人口問題研究所(人口統計資料集2022より)
データからも、周りが既婚者ばかりではないということがわかります。こうしたことからも積極的に婚活することで、パートナーと出会えるチャンスがあるというのがわかりますね。
シニア婚活を成功させる方法
では、良きパートナーと出会うためにどうやって婚活をしたらよいでしょうか。とくに気を付けて欲しいポイントを3つにまとめました。
*条件設定を見直す
*自分磨きをする
*自分の結婚市場価値を把握する
*条件設定を見直す
幸せは結婚をするためには、まずは男性に選ばれる女性にならなくてはなりません。しかし、プロフィール一覧には20〜40代の女性も並びます。冒頭でも書きましたが、男性が女性に求める一番のこだわりは「若さ」です。シニア女性は年下の男性を望んでもほぼ難しいので、同年代、もしくは年上の男性が対象になります。
その他、学歴、結婚歴、職業など、お相手への理想はあると思いますが、あまり細かくこだわりすぎると出会いのチャンスを逃してしまいますので、自分の結婚に本当に必要なものは何かを一度じっくりと考えて、条件設定を見直してみましょう。
*自分磨きをする
若い頃に比べると見た目に衰えを感じてしまうのがシニア世代の悲しい現実です。しかし、前の章のデータからも分かるように、50代でも結婚できることがお分かりいただけたかと思います。
内面、外見ともに自分磨きをして魅力あるシニア女性を目指しましょう。外見面に関しては、単純に若作りするのではなく、年相応に落ち着いたメイク、肌ケア、ファッションを心がけてください。内面的には、お相手に対しての思いやりや気遣い、マナーなどに気を付けてください。
自分磨きといっても、高いハードルに感じる必要はありません。今の自分のちょっと何か足りないと思ったところを少しだけ努力して変えるだけでも、印象がグッと変わりよくなるはずです。
*自分の結婚市場価値を把握する
会員様が入会すると、「自分の結婚市場価値」を甘く見積もっている人がかなりいらっしゃいます。それはシニア世代に限ったことではありません。
これまで年下の男性とお付き合いしてきた女性が、結婚相談所のお見合いでは年下男性とのチャンスに恵まれなかったり、40代の男性が10歳以上の年下の女性から見向きもされない、など、婚活の現状を把握できてないケースが多いのです。
理想を掲げるのは悪いことではありませんが、まずは自分の結婚市場価値を把握して、自分の優先順位を整理して、謙虚な気持ちで婚活に取り組みましょう。
まとめ 〜思いやりの気持ちが大切〜
今回は、シニア世代の婚活について、現実的なことも踏まえてご紹介しました。「後半生をパートナーと楽しく笑って過ごす」ことを重視して、お相手には過度は理想や期待を押し付けず、何よりも相手を思いやる気持ちが大切です。
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