元ブライダル雑誌編集長が主宰、開業ウエディング業界専門の広告代理店として30年以上の実績を持つ企業の結婚相談所

普通に考えたら、「デートで手を繋ぐ」ことくらいで大騒ぎすることではないかもしれません。しかし、これが結婚相談所の場合、「手を繋ぐタイミング」はとても大切なのです。場合によってはいっきに交際終了にすすんでしまう可能性もあるため、とてもデリケートな問題なのです。

結婚相談所の婚活の場合、デートの時、手を繋いでもいいの？

ルール縛りの結婚相談所でも手つなぎデートは大丈夫？

結婚相談所には、いくつかルールがあるのはご存じだと思います。大きいところでは、成婚退会まで、身体の関係は絶対にNGと定められています。

となるとデートのときに手を繋いでいいのか？と疑問に思いますよね。結論は「手を繋ぐのはOK」です。やっぱりスキンシップはとても大切な愛情表現の一つですし、相性の確認にもなりますよね。婚前交渉がNGといっても、お家デートや日帰りの遠方デートは基本OKの相談所は多いはずです。

とはいえ、そのタイミングはとても大切でよく見極めなくてはなりません。では、何回目のデートならOKなの・・・？　その答えはありません。とくに何回目のデートからはOKなどの決まりはありません。

しかしよく考えてみてください。初回の出会いのタイミングで、いきなり手を触れられたら女性はどう思うでしょうか？　普通なら「失礼な男性」と思うはずです。常識で考えてみれば、初対面でいきなり手を繋ぐなんて普通はありえないですよね。

これには正解がありません。やはりお相手の女性の気持ちが大切で、自分に向いてくれている、そして自分もその女性と結婚したい、という気持ちが高まって素敵なシチュエーションになったときに自然なかたちで手を繋げたら最高ですよね。

手を繋ぐタイミングは、やっぱり女性の気持ちが大切

ある婚活をしている女性のお話を紹介しましょう。仮交際で２回目のデートのとき、食後、お天気がよかったので、近くの公園を二人で散歩したときのこと、いきなり男性のほうから手を繋いできたそうです。決して嫌いではなかったのですが、やはり知り合ったばかりで、もう少し二人の距離感が縮まってからにしてほしかった…というのがその女性の本音でした。

基本、女性は恋愛感情が高まるスピードは男性よりもゆっくりな傾向です。初対面でお互いにパッと恋に落ちて、二人の気持ちがいっきに盛り上がる…なんてことはほぼありません。男性は自分の気持ちを優先させるのではなく、女性の恋愛感情が高まり、自分に向いてくるのを待つ、ということが大切なのです。

手を繋ぐことの大切な意味

お互いの相性がわかる

スキンシップは、感情と強く結びついているので、手をつなぐことで「安心感が得られてリラックスする」「なんか守られている気がする」なんて女性から思われたら、相性が良いと思っていいでしょう。この感覚は、会話だけでは分かることができないフィーリングの部分になりますので、お付き合いを続けていけるかどうかのバロメーターになるはずです。

今後のお付き合いにも影響する？

手を繋ぎたい=触れ合いたい…単純にお相手への好意です。婚活は、短期間でお互いを評価しあい、次にすすめるか、将来のパートナーとして結婚が考えられるかどうかを考えながらの日々です。

そのなかで「手を繋ぐこと」はお互いを好きになれるかを確認する大切なポイントの一つです。手を繋いできた男性、そして受け入れた女性、お互いに次のステージへすすめる一つの分岐点になるはずです。

手を繋ぐタイミング

手を繋ぐベストなタイミングは？

先ほどもご紹介したように、「何回目のデートで」などの決まりはありません。相手の心の準備が出来てないときに、いきなり手を繋いで、せっかくの御縁を逃してしまう、なんてことだけは避けたいですね。

恋愛に慣れていて、女心を読むのが上手な男性は、おそらくベストなシチュエーションでさりげなく自然に手つなぎができるかもしれませんが、結婚相談所ですと女性慣れしていない男性も少なくありません。

こんなとき、結婚カウンセラーにお相手の相談所経由で女性の気持ちを聞いてみるのも一つの手です。相談所では交際状況をカウンセラーさんに相談したり、報告したりしますので、もし手を繋ぐタイミングが早いと思った場合「今はまだ知り合ったばかりでもう少し交際を重ねて様子を見させてください」などとお返事するのです。

どんなシチュエーションで手を繋ぐ？

◎食事に行ったときの帰り道がおすすめ
食事したレストランから、帰りの電車の駅までの歩く時間は、限られていてそれほど長くない時間でないはず。そんなときにさりげなく手を繋いで歩いてみるのはいかがでしょうか。

◎長時間のドライブデート
ドライブデートは、普通なら交際から何回目かのデートのはずです。お相手の女性もドライブデートに応じるくらいであれば、嫌いではなく好きに気持ちが傾いているはずです。

途中、車から降りてお散歩コースを歩くときなど、エスコートするような気持ちで手を繋いでみましょう。しかしあまり長い時間にならないように、もし長時間になる場合、お相手の女性の気持ちを聞いてあげるのも大切です。

これ以外にも夜のデートでロマンチックな雰囲気でお互いの気持ちが盛り上がったとき、冬の寒いデートで女性が寒そうに手をこすりあわせたとき、温めてあげるような気分でさりげなく…なんてチャンスです。

ただ、いずれにしても強引にやってはいけません。あくまでもスキンシップにはお相手の同意が必要であることを忘れないでください。

まとめ　～手を繋ぐことでわかること～

残念ながら、手を繋いだデートの翌日に、交際終了となるケースもあります。たとえ、条件がクリアしている男性で、会話などのコミュニケーションがうまくいっている場合だって、手を繋いだ途端、「生理的にあわない」などの理由で、うまくいかなくなってしまう場合だってあります。

しかし、仮交際中でもし真剣交際に進みたいと思っている場合、良いタイミングで手を繋いでそのときのお互いの気持ちを確認するのは大切なことです。

大前提として手を繋いだからといって、これですべてがうまくいったというわけではありません。あくまでも二人の距離を縮める一つのきっかけと思ってください。

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