元ブライダル雑誌編集長が主宰、開業ウエディング業界専門の広告代理店として30年以上の実績を持つ企業の結婚相談所

一日も早く結婚したいから、結婚相談所に複数入りたい・・・それも一つの選択です。だって、良い学校に行きたいから、いくつかの塾を掛け持ちした経験、ありませんか？　結婚相談所の掛け持ちについて、留意点などをお話しします。

結婚相談所は掛け持ちや乗り換えして良い？

掛け持ちも乗り換えもどっちもアリ

ブライダル総研の調査によりますと、結婚相談所を掛け持ちで婚活をする併用率は約６割と言われており、掛け持ちしているほうが、そうでない人よりも恋人のできる率が高いともいわれております。

また、現在加入している結婚相談所の担当カウンセラーと相性が合わない、と感じた場合、別の相談所に乗り換えすることを検討することも、一つの方法としてアリでしょう。

現在、加入している結婚相談所でなかなか良い結果が得られない場合に、結婚相談所を掛け持ちしたり、また現在加入している結婚相談所の担当カウンセラーと相性が合わないと感じた場合、乗り換えすることも問題ありません。

受験の時、良い結果のために複数の塾を掛け持ちしたり、塾を変更したりするように、婚活も、幸せな結婚を目指して、結婚相談所を掛け持ちや乗り換えをして、婚活することは、悪いことではありません。。

掛け持ちをおすすめしたい人

せっかく婚活しても「なかなか出会いの機会に恵まれない」と感じる方、「一社だけだと出会いの機会が少ない」と感じる人には掛け持ちはおすすめです。

また「年齢的に婚活が難しい」と感じている方もおすすめです。結婚相談所によって年齢層が若干違うので、少し年齢層の高い結婚相談所に加入すると、紹介される人数が増えてくるでしょう。

掛け持ちするうえで気を付けること

結婚相談所にすでに加入している方はお気づきかと思いますが。結婚相談所はどこかの協会に加入しています。協会は、結婚相談所の集合体で、IBJやBIUといったいくつかの団体があります。

二つ以上の結婚相談所に加入するのであれば、IBJに二つ入ることは意味がありません。現在がIBJなら、もう一つはBIUなどの協会にするなど、違った協会に参加している結婚相談所を選ぶほうが良いでしょう。

理由は、同じ人をご紹介いただいても意味がないからです。違った協会に参加している結婚相談所なら、その分出会いの幅が広がりますので、非常におすすめです。

仲人さんに話したほうが良い

二つ以上の結婚相談所を掛け持ちするのであれば、先に加入していたところの仲人さんに、その旨は話したほうが良いです。

理由は、最初に20万以上もの高額な加入金を払う結婚相談所はのぞき、ほとんどの結婚相談所は、成果報酬と言って、成婚に至ったら20万円程度の成婚料を設定しているところがほとんどですが、二つに入れば、どちらかは成婚料をもらえなくなります。

ですから、掛け持ちする前に、正直に話したほうが、むしろすっきりします。

 

複数加入のメリット

出会いの可能性が広がる

結婚相談所のかけもちの一番のメリットは、出会いの数が増えること、です。現在の結婚相談所での活動がややうまくいってないとしたら、掛け持ちして新しい出会いに巡り合えることは、相当なメリットです。

複数の仲人さんからアドバイスもらえる

結婚相談所の魅力は、一番は結婚カウンセラー(仲人)の存在です。

二つに加入すれば、二名以上の仲人さんを味方につけて婚活できるわけです。ネット完結型の婚活システムには、仲人さんの存在はなく、自分で勝手にネット上で相手を探すことになりますが、結婚相談所の仲人さんとの出会いは、あなたの幸せを左右する出来事につながりますし、仲人さんは、必ずあなたの幸せを応援してくれますので、この出会いは大事にするべきです。

結婚相談所おすすめの組み合わせ

結婚相談所では、担当のカウンセラーがついて一緒に相手を探してくれたり、お見合いの席でのマナーを教えてくれたりします。

これに対して、データマッチング型の「Rネット」や「Tヴァイ」などは、仲人さんが直接手取り足取りではなく、婚活アプリに近い形で、自身が婚活していく色が強いです。

こうしたデータマッチング型のサイトでの活動は、ひとりでお見合い相手を探せて、お見合いに不安もなく、自分一人でなんでもできる方に向いています。

こういった、ネット型に入ることもできますが、複数加入する場合の最強の組み合わせは、協会の違う結婚相談所に二つ加入することだと思います。

 

複数加入のデメリット

月会費が二重にかかる

結婚相談所は、入会時に20万円以上もの費用を払うところはのぞき、月会費を設定しているところがほとんどです。ですから、結婚相談所を掛け持ちすれば、月会費が二重にかかることになります。

毎月の習い事を掛け持ちしたような気持ちで、その費用を負担に思わない方は問題ないですが、婚活に二重に月会費は払いたくないと思う方もいるかもしれません。

これは、システムの使用料およびカウンセリング料ですから、絶対にかかってくるものです。

成婚料を成果報酬とする結婚相談所には、どちらかに払えなくなる

婚活は一朝一夕にはできません。必然的に担当カウンセラーとの付き合いも長くなり、仲人さんを心のよりどころとして婚活していく方もたくさんいらっしゃいます。

二人以上の仲人さんと、どちらも親しく、相談に乗ってもらいながら婚活している方は、成婚したら、成婚料のお礼をしたいと思うのは当然の気持ちでしょう。

また、成婚までできたとしたら、どちらの仲人さんのアドバイスもあなたには役に立ったはずです。とはいえ、成婚料を支払うのは、結婚される方とお見合いできたほうの結婚相談所のみになります。

どちらかの仲人さんに、申し訳ないなあという気持ちがおきるかもしれませんね。

お見合い予定などの管理が難しい

仕事のお休みの日を、お見合いにあてていますし、大概の方は土日が休みですから、当然お見合いも土日が多くなります。

となると、二つの結婚相談所で、お見合いのお申し込みを入れている場合、二つ同時にお見合いが組まれてしまうこともありますので、予定管理はしっかりとしましょう。