元ブライダル雑誌編集長が主宰、開業ウエディング業界専門の広告代理店として30年以上の実績を持つ企業の結婚相談所

結婚相談所はモテない人の集まりではなく、「結婚する」という意識をもった人たちが婚活する場であるということは、これまでにもなんどもお伝えしてきました。見た目にこだわる女性からは、どうせイケメンに出会うのは無理でしょ…なんて声が聞こえてきそうです。

結婚相談所にもイケメンはいます。ただし、人数は多くはありません。一つはっきりといえるのは、「結婚相談所だからイケメンが少ない」わけではなく、一般の社会においてもイケメンはそれほど多くはないということです。だからこその希少価値な存在ではないでしょうか。

人間の心理として、希少価値の高い存在のイケメンに人気が集中しやすいものなのでしょう。

イケメンが婚活する理由

効率的に結婚相手を探したい

そもそもイケメンなら、わざわざ結婚相談所に入会しなくても、引く手あまたなのでは？と思ってしまいますよね。しかし、イケメンにも結婚相談所で婚活をする、それなりの理由があります。

単なる遊び相手なら、マッチングアプリでもよいかもしれませんが、やはりハイスペックで自慢できるお嫁さんを探すには、やはり結婚相談所で婚活しよう、となるわけです。結婚相談所には「結婚したい人しかいない」わけですから、婚活手段としては手っ取り早いわけです。

遊び目的に思われないために

イケメン=遊び人、という固定概念をもつ女性がも少なからずいて、「どうせ遊んでいるんでしょ」と、勝手な印象をもたれてしまっているようです。

しかし、見た目がイケメンでもシャイで、女性慣れしていない男性だっています。

◎イケメンなのに意外に恋愛経験が少ない
◎外見だけで判断されてしまい、恋愛に良い思い出がない
◎男子校育ちで今の職場も女性が少ないため、女性慣れしていない

恋愛に奥手なイケメンは、自分の婚活に限界を感じて、結婚相談所に入会して、カウンセラーからプロのアドバイスを受けようという、純粋な気持ちで入会する男性もいます。

イケメンも結婚相手を探すのに苦労しているのです。

気が付いたら、結婚適齢期を過ぎてしまっている

自由で楽しい独身を謳歌しているうちに、いつの間にかまわりの友人は結婚してしまい、独身は自分だけになってしまった…。

気が付いたときには、時すでに遅し…。同僚や友達が結婚してパパになって「そろそろ俺も結婚しないと…」と焦りだすのです。

仕事にプライベートに、充実していると、先の不安など見えなくなるもので、忙しさを理由に、結婚に関して後まわしになっていたのではないでしょうか。

そんなとき考えるのは「忙しくても効率的に婚活できる方法」、つまり結婚相談所のシステムを活用した婚活を考えるのです。

純粋に出会いがない

イケメンが婚活する理由の一つに、純粋に出会いがないこともあげられます。職場も結婚適齢期の女性が少なく、結婚につながる出会いに乏しいのが現状のようです。

コロナ前だったら、合コンやパーティなどの出会いの場が数多くあったかもしれませんが、ここ３年くらいは、そうした場所も世の中の情勢に応じて、遠慮せざるを得なかったかもしれません。

どんなにイケメンだって、女性との出会いの場がなかったら、恋人はできません。

イケメンを考える婚活で気を付けること

イケメンにこだわりすぎるのは危険

イケメンにこだわりすぎると、出会いのチャンスは少なくなります。そして当然ですが、競争率が激しくなります。

上記データは日本結婚相談所連盟の公表データです。全体の会員数の割合でみると、男性会員が47％、女性会員が53％で、女性のほうが多いことがわかります。

そこからさらに、20代〜30代に絞るとどうでしょう？
男性　12,466名
女性　23,414名
男女差がもっと広がり、女性の人数が2倍近く多いことがわかります。

ここにさらに「イケメン」のふるいにかけてしまうとどうなるでしょうか。もう、わかりますよね。

安定した幸せな結婚生活をおくるうえで、大切な条件は、イケメンだけではありませんよね。お相手の収入、職業、家族、お互いの結婚観、そしてなんといってもお人柄ではないでしょうか。イケメンにこだわりすぎて、良い出会い、御縁を逃さないでほしいと思います。

イケメンと一緒にいて本当の自分でいられるか？

高い競争率の難関をくぐり抜けてなんとか、イケメンと仮交際までいったとして、その後、成婚まで順調にすすむでしょうか。

自分好みの素敵なルックスの男性を前に、あなたは一緒にいて緊張してしまったり、そわそわしていると思います。

そして、”嫌われたくない”という思いから、本音の部分の話ができなかったり、背伸びしてしまったりで、自分らしくいられない可能性があります。

よく考えてみてください。これからの長い結婚生活、良いことばかりではないはずです。子育ての苦労、仕事だって順調ばかりではないかもしれません。あるいは病気やトラブルに巻き込まれてしまう可能性もゼロではありません。そんなときに、本心で対等に向き合えるかどうか、イケメン要素以外の比重が大きく占めることになるはずです。

イケメン以外の要素も考えてお相手選びを

婚活市場にもイケメンはいますが、ごく少数。しかも「普通の男性」並みの条件を持っているとなると、さらに人数が絞られることはよくおわかりになったと思います。

しかもイケメンの外見的魅力は永遠ではありません。時が経てば、加齢とともに体型や人によっては髪の毛だって薄くなるなど、見た目は確実に変化します。それはあなただってそうですよね。

そう考えると、見た目以外にもっと大切にしなくてはならないことがあることに、あなたも気付いたのではないでしょうか。

 

まとめ 〜イケメンを正しく理解して堅実にお相手選びをしましょう〜

一般の社会においても婚活市場においても、イケメンがいますが、いずれもごく少数であるということ、また自分の市場価値と鑑みて、また将来を見据えてみて、どう向き合ったらよいか考える、一つのきっかけになったのはないでしょうか。

結婚は、夢のような華やかな生活ばかりではなく、日常の積み重ねです。日々追われる家事に加えて仕事、子育て、お互いの親とのお付き合い、その他…。そうした結婚の日常を支えてくれるのは、経済面やお互いの相性、そして居心地の良さが大きく影響してくるはずです。

”イケメン”という抽象的な条件に振り回されることなく、将来、容姿が変わっても大切に思えるかどうか、よく考えてお相手選びをしてくださいね。

 

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