元ブライダル雑誌編集長が主宰、開業ウエディング業界専門の広告代理店として30年以上の実績を持つ企業の結婚相談所

婚活中の男性にとって「家事能力」は、女性からの評価を高める大きな魅力ポイントの一つです。現代では、結婚後の生活を見据えたうえで、家事をこなせる男性が求められる傾向なのです。特に、「家事は女性がやるもの」という考え方は今の時代では受け入れてもらうことは難しいでしょう。

まずは、自分の得意な家事を見つけておくことが大切です。料理、掃除、洗濯など、どの分野が得意なのかを明確にし、そのスキルを自信をもってアピールしましょう。特に料理ができる男性は、「家庭的」「将来をイメージしやすい」といった理由で人気があります。日常的に家事をこなしていることを具体的なエピソードとして伝えると、より信頼感を得られやすくなります。

とはいえ、得意でないのに「得意です」とアピールしても嘘になりますから、婚活をしていくうえで家事について、どうしたら女性から信頼してもらえるか、考える必要があります。

婚活男性の家事能力アップ術は必須？

最低限のスキルは必要

男性も最低限の家事スキルは、結婚を意識した女性から信頼を得るために欠かせないポイントです。近年の婚活市場では、「家事ができる男性＝結婚後も安心して家庭を任せられる存在」として高く評価されています。特に共働きが主流となっている現代では、男性にも家事スキルが求められるのは当然の流れです。

婚活中の男性が意識すべき「最低限の家事スキル」とはどんなものでしょうか。
具体的には掃除・洗濯・料理の3つ。掃除では、日常的な片付けはもちろん、水回りを綺麗にしておくことも大切です。洗濯は、衣類の扱いや洗濯機の使い方、干し方などの基本をマスターしておくとよいでしょう。そして料理については、凝ったメニューでなくても構いません。簡単な一品料理や朝食が作れるだけでも、家庭的な印象を与えることができます。

家事は協力ではなく”分担意識”が大切

家事は「協力」ではなく「分担」という考え方・・・この意識の違いが、今の婚活の流れではないでしょうか。結婚を意識した女性たちは、家事に対する男性の考え方をしっかりと見ています。「手伝う」とか「協力する」という“おまけ”の意識ではなく、「自分の役割として家事を担う」という“分担意識”をもつことが大切です。

現代では共働き家庭が増え、家事は女性だけの仕事ではありません。むしろ、夫婦が対等な立場で家庭を支え合うことが、円満な結婚生活の基盤となります。そのため、婚活中の男性にとっては、単に「家事ができる」こと以上に、「家事を自分ごととして考えているか」が問われています。

もちろん、得意、不得意、あるいは仕事によっては家事に取り組める時間や内容も様々でしょう。例えば「掃除は自分がやるから、料理は女性に」といったように、お互いの得意分野やライフスタイルに応じて役割を決めてやるのも一つの方法です。こうした前向きな姿勢は、結婚後の生活を具体的にイメージさせ、女性に安心感を与える要素になります。

婚活を成功させたいなら、まずは“家事は手伝うもの”という意識を見直し、“家庭を共に築くために分担するもの”と捉えることが重要です。この意識改革こそが、理想のパートナーシップを実現する第一歩です。

婚活男性の料理は？

共働きが一般的になっている今の時代に「料理は女性がするもの」という考えは、冒頭でもお伝えしましたが、時代遅れで敬遠されがちです。一方で日常的に料理をこなし、自立した生活を送っている男性は「結婚後も安心できる」「家庭的で頼りがいがある」と、女性から好印象を持たれます。

料理ができることは、単なる家事スキルにとどまらず、人柄や価値観をアピールする手段にもなります。「食は身体を作る基本」です。極端な言い方になりますが、「食べることは生きること」。食に関する意識を持つことは、健康や家族を大切にする姿勢として伝えることにも繋がるはずです。

だからといって手の込んだ料理を振る舞う必要はありません。簡単な朝食や一品料理、定番のカレーやサラダ、味噌汁など、基本的なメニューでも十分です。それくらいだったら、料理動画などをみれば簡単に作れるはずです。

料理が苦手なのに「料理上手」「毎日自炊してます」なんて大きくアピールする必要はありません。ただ、食事することは毎日のことで健康管理にも繋がることなので、食に関する意識を持つこと、そして基本的な料理くらいはマスターするという前向きな気持ちを持つことは大切です。

本当は家事能力ではなく”積極性”のほうが大切

「家事能力のスキルを上げる」「家事能力のある男性のほうがいい」なんて、ここまでさんざん言ってきましたが、実は家事能力よりも“積極性”のほうが大事って知ってましたか？　結婚相手として見られるとき、「料理がうまい」「掃除が得意」などの家事スキルが高いほうが女性受けた良いのは確かですが、実は婚活女性が本当に求めているのは、家事スキルそのものよりも「家事に対して前向きかどうか」という姿勢なんです。

正直、家事なんて最初は苦手でも大丈夫。大切なのは「やってみよう！」「できるようになりたい！」という気持ちです。たとえば、「洗濯の仕方はYouTubeで覚えた」とか、「動画レシピを見ながらだけど料理する」なんて話があると、女性は「この人なら一緒にやっていけそう」と思いやすくなります。

反対に「手伝えるときは手伝うよ」とか「やったことないからな…」みたいな受け身だったり投げやりな姿勢はマイナスです。今は共働きが当たり前になってきているので、家事を“手伝う”のではなく、“一緒に分担する”意識が求められているのです。

たとえば、「自分は掃除が得意だから担当するよ。料理は苦手だから、少しずつチャレンジしてみるよ！」なんて言える関係になれたら素敵ですよね。家事の得意・不得意よりも、相手と協力して生活していく意思があるかどうかが大切なのです。

まとめ ～家事能力よりも大切なこと～

婚活において、家事が完璧にできる必要はありません。実は多くの女性が重視しているのは、「一緒に成長していける相手かどうか」という点です。家事スキルに自信がない男性でも、「これから覚えていきたい」「できることから始めてみよう」という前向きな姿勢を見せることで、しっかりと好印象を与えることができます。重要なのは、家事を“手伝う”という意識ではなく、“一緒に分担していく”という気持ち。やる気や協力的な姿勢は、結婚後の生活をイメージしやすく、女性にとって安心感につながります。婚活ではスキルの高さよりも、家庭を大切にする姿勢が何よりも大切。積極的にその気持ちを伝えることで、あなたの魅力がしっかり届くはずです。

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