元ブライダル雑誌編集長が主宰、開業ウエディング業界専門の広告代理店として30年以上の実績を持つ企業の結婚相談所

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そのこだわりが結婚を遠ざけてしまう

「こだわりの強い人」というと、どのようなイメージを持ちますか? ちょっと頑固で融通がきかない人、強い意志をもって目標を達成する人…などと思い浮かべるかもしれませんね。

ちなみに「仕事へのこだわりの強い人」は、良いイメージ?それとも悪いイメージ?どちらが浮かびますか? 色々なとらえ方があるようで、「妥協しないで納得するまで追求する」という前向きな意味もあれば、「それほどのことでもないことに対して、必要以上に気にする」というちょっとネガティブな意味もあるようです。いずれにしてもこだわりの強い人の多くは真面目で一途な人が多いように感じます。

これを婚活に置き換えてみたらどうでしょうか。結婚は一生を左右する決断ですから、こだわりを持つのは当然ですが、こだわりが強すぎることが、婚活の妨げになることもあるようです。今回は、こだわりの強い人の婚活について考えてみようと思います。

こだわりが強すぎると婚活に影響する?

こだわりが強い人…面倒くさいと思われてしまう

婚活をするとき、お相手の理想像や描く結婚のイメージを持ち、活動をしているかと思います。結婚相談所で積極的に活動していれば、お見合いを組むことができ、その後、交際まで発展することはあっても、そこからなかなか結婚まで進展するのが難しいと感じるようです。うまくすすまない理由は様々ですが、その一つ「こだわりの強さ」が結婚を遠ざけてしまう人も少なくありません。

うまくいかない人たちのお話を聞いて感じるのは、今の生活のペースはほとんど変えたくないと思っています。例えば、趣味や友達との付き合い、1人の時間も大切にしたい…。つまり自分のこだわりです。それでいてお相手には多くを求めてしまうのです。自分の条件を受け入れてくれるお相手なら結婚してみたい、なんて思っているのです。

これを逆の立場で考えたらどうでしょうか。こだわりが強く、条件が細かすぎるお相手を紹介されたら、面倒くさい人…と思いませんか? こだわりを持つことは悪いことではありませんが、こだわりの強さはお相手からはよく思われることはありません。

こだわりを捨てて幸せな結婚を掴んだ男性の話

こだわりの強さが結婚を遠ざけている

ある男性会員(46歳、克男さん、仮名)の話です。克男さんは金融関係に勤める会社員で、年齢よりも若くみえる素敵な男性です。初婚の克男さんは自分の子供がほしいと思っていたので、当初は30代前半の女性を中心にアプローチしていたのですが、現実は厳しく、30代の女性は自分と同年代との結婚を望む人が多いのでなかなかマッチングしませんでした。

そんなとき38歳女性の有美さん(仮名)のほうからのお申し込みがありました。これはぜひともお見合いを受けてもらい、このご縁を大切にしてほしいと思っていたところ、克男さんからお断りがきました。理由は、金融関係の仕事に勤める彼は、同業者との結婚は避けたいと思っていて、有美さんも会社は違うものの金融系の会社に勤務していたのです。克男さん曰く、結婚して家庭の中まで仕事の話になりそうで、心休めないのがNGの理由だそうです。

子供は欲しい…46歳の克男さんにとってこれだけでもかなりのハードルなのに、そのうえ職業にまで条件を付けるとは、ますます結婚が遠ざかってしまいます。そこで克男さんには「ここまで婚活をしてきて、30代の女性とのお見合いが難しいと実感できたでしょう。この方、綺麗で優しそうじゃない。同じ業界だからこそ、あなたの仕事に理解をもってくれるかもしれないし、もし嫌だったらお断りすればいいんだから会うだけ会ってみましょうよ。」と説得して、克男さんも渋々ながら承知しました。

固定概念を取り払った途端に幸せな結婚へと繋がった

その後、克男さんは有美さんとお見合いをしてみたら、楽しく、会話も弾み、しかも二人とも好きなプロ野球チームが同じということもわかり、すっかりと意気投合! 二人で野球観戦デートに行ったりして、距離をどんどん近づけていました。

懸念していた同業者ということについては克男さん、次のように話しました。「最初は確かに同じ金融業界で、プライベートの時間まで仕事の話になりそうなのが嫌でした。でも有美さんは、基本的に仕事とプライベートのオンオフが出来ているし、僕が仕事で忙しい時は同業だからこその理解もある。あとは基本的な休みも一緒だから、デートの日程も決めやすかったです。有美さんと出会ったおかげで同業に対しての考え方が偏見だということに気が付きました」と照れくさそうに話してくれました。

こうして克男さんと有美さん、めでたく成婚退会しました。

こだわりが多すぎるとその分、結婚への道のりは遠くなります。だからといって妥協するということでなく、少しだけ考え方を変えてみることでパッと道は開けてくるものです。克男さんは、同業NGのこだわりを捨てて、有美さんとの出会いを大切に育てて、見事に結婚へと繋げることに成功したのです。

こだわりを押し付けるのではなく、お互いを認めることから

「こうでなくては絶対にダメ」と条件に固執してしまい、視野が狭くなってしまうと、その分のチャンスを逃してしまい、素敵な出会いが訪れてきません。あの人もダメ、この人もダメ、と自分のことは棚に上げて文句ばかり言っていませんか?「あっ、私もそうかも…」と思う人は一旦、自分の行動を振り返ってみたほうがよいかもしれませんね。

自分のこだわりをお相手に押し付けてしまうと、相手は引いてしまい、あなたから離れていってしまいます。結婚となると、これまで別々の環境で育った二人が同じ屋根の下で暮らすのですから、生活習慣やこだわり方の違いによるぶつかり合いがあるのは当然のこと。まずはその違いを認めあい、譲り合い、二人の新しいルールややり方を決めていきましょう。

まとめ 〜こだわりよりも柔軟性が大切〜

年齢を重ねてくると、嫌でも「自分」というものが確立されてきて、一つひとつのことに意味をもたせたり、こだわりをアピールしたくなるものです。例えば、今日着ている洋服ファッションだって、年齢を重ねてきたからこそのブランド選びだったり、着こなしだったりがあるはずです。それがこだわりというものです。

しかし、絶対にこのブランドでなくてはダメ、とこだわり続けるよりも、たまたま友人にすすめられて別のブランドの洋服を試してみたら、意外にも似合っていて新しい自分を発見することができたということもありますよね。そんな柔軟性はいくつ年を重ねても持っていたいものです。

柔軟性は婚活にもいえることです。絶対にこういう人でなくてはダメ、と強いこだわりを持っていたとしても、カウンセラーさんからの客観的なアドバイスを素直に受け入れて、自分の条件とは違う異性と会ってみたら良いご縁に繋がった、ということもあるのです。

 

 

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