元ブライダル雑誌編集長が主宰、開業ウエディング業界専門の広告代理店として30年以上の実績を持つ企業の結婚相談所

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無意識に上から目線になっている婚活女性

ある人から上から目線的な言い方をされて、不愉快な気持ちにさせられた経験はありませんか? 日常生活において上から目線な人は案外どこにでもいるものです。婚活の世界においても例外ではありません。男性でも上から目線の人はいますが、婚活においては女性の上から目線をよく感じます。どうしてでしょうか?

理由はいくつか考えられますが、男性が婚活で女性を選ぶポイントは、見た目の美しさや年齢、あとは居心地の良さ…。意外とシンプルでわかりやすいですね。しかし女性のほうはというと、結婚生活の安定感を求めたうえで、さらに見た目の格好良さと清潔感、年収、職業、住まい、家族構成など…、あげてみるとキリがありません。

もちろん一生を共に過ごす人なので当然理想をもつことは大切ですし、変な妥協や我慢はおすすめしませんが、現実はそんな望みどおりにうまくいかないものです。すべての条件が揃うなんて難しく、婚活がうまくいかず疲れ切ってしまうのです。

「私は上から目線ではないですから」なんて思っている方、無意識に上から目線になってないでしょうか。もし思い当たることがあれば要注意。今からでも遅くありません。あらためてみましょう。

婚活で上から目線な女性たち

年収1千万円以上、学歴にもこだわる

あるアラフォー婚活女性の由梨さんのお話です。彼女は、美容系の専門学校を卒業後、ファッション関係の仕事に就いています。年収は400万円くらい。職業柄、お洒落でスタイル抜群の美人さんです。これまでお付き合いした男性もいたのですが、半年前に結婚相談所に入会してから婚活をはじめました。

彼女が希望する男性の条件は、年齢は自分と同じくらいの40歳前後で年収は800万円以上、そのうえ学歴にもこだわっていて最低でもMARCHクラスの大学を卒業している男性。 ※MARCHとは、関東にある私立大学(M…明治大学、A…青山学院大学、R…立教大学、C…中央大学、H…法政大学)のことをいいます。

由梨さんいわく「やっぱり私の倍くらい稼いでくれないと…。あと尊敬できる人がいいからやっぱり大学は出ている人でないと…」とのこと。

40歳前後で800万以上、MARCHクラスの大学卒業の男性は、プロフィールを検索するとかなり出てくるでしょう。しかし学歴、収入がそこそこにある40歳前後の男性は、20代から30代前半の女性を希望します。また学歴が高い男性は反対に女性の学歴にこだわる人もいます。厳しいですがこれが現実です。まずは自分の婚活市場価値を認識しなくては「上から目線」と思われてしまうのです。

自分が選ぶ立場であると思っている

「なかなかいい人がいないわね…」と自分が選ぶ立場なのだと勘違いしている女性もいます。38歳の麻紀さんです。由梨さん同様、理想が高いがために、なかなかお見合いを組むことができません。麻紀さんのイライラは募り、冒頭の「なかなかいい人いないわね…」の文句になるのです。

そもそも麻紀さんの結婚に対する考え方に問題がありました。「いい人がいたら結婚してもいいわ」とまさに上から目線で自分が結婚相手を選べる立場であると言い張るのです。

「いい人がいたら…」という甘い考えでは結婚はできません。何がなんでも結婚する!というくらいの気持ちを持ってないと、とくにアラフォー女性の婚活は苦戦すること間違いありません。

アラフォー女性の結婚の現実

アラフォー女性の多くは、仕事でキャリアを重ねて、責任あるポジションを任されるまで頑張ってきたので、自分に自信をもっています。一つやり残したことがあるとしたら、結婚と子育てで、年齢的に出産リミットがせまっている…。そんな気持ちを抱えて婚活をはじめますが、仕事で築いたキャリアが婚活市場で発揮できるわけでも高く評価されるわけではないのです。

男性の多くは自分の子供が欲しいと考えているので、同世代の男性でも20代、30代の前半の女性を希望するのです。女性からするとこの年まで一人で頑張ってきたのだから、絶対に妥協したくないし、自分の条件は変えたくない!と思っていても、お相手あっての結婚なのです。自分の気持ちだけではない、ということを理解しないとますます結婚から遠ざかってしまいます。

上から目線から脱却する!

自分の態度や言動を見直してみる

ここまで読み進めて、自分はひょっとして上から目線?と思ったら、まずは次の点を見直してみましょう。

*お相手の立場に立って考えることができるか?
自分の気持ちのままに進むことは間違ってません。しかし、お相手あっての結婚です。あなたの思いや気持ちを伝えたとき、お相手はどう思っているだろうか?共感してもらえるだろうか?などお相手の気持ちに寄り添う想像力が必要です。

*お相手の良いところや魅力を認める
お相手との信頼関係を築くうえで大切なのは、お相手の良いところを「認めること」。上から目線の女性は、プライドが高く、自分のことを認めてもらえないと不機嫌になる一方で、お相手のことを認めないで欠点や粗さがしばかり。これでは良い関係を築くのは難しいです。

まずはお相手の良いところ探しをしてみましょう。そしてお相手の発言する内容や存在そのものを受け入れて認めてください。そうすることでお互いの安心感や信頼感が増してくるものなのです。

自分の価値観を押し付けないこと

これまで別々の環境で育ってきた二人が縁あって出会うことになりましたが、それぞれ考え方ややり方が違うのは当然のことです。そんなとき自分の考えが絶対的に正しい、と上から目線で主張しないこと。「私はこう思うけれど、〇〇さんのそういう考え方も面白いし参考になるわ」などのように、自分の気持ちを伝えつつもお相手の考え方も尊重するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか? 自分が知らず知らずのうちに上から目線になっていて、婚活のお相手に不快な思いをさせてないかどうか? チェックする機会になればと思います。

本来、人は誰からも
*褒めてほしい
*認めてほしい
*自分が一番正しい
と考えてしまうものです。
そうした気持ちをもつことは間違っていませんし、自信はもってもらいたいと思いますが、一つ方向を間違うと無意識に「上から目線」になってしまうものです。

お相手あってのご縁で、相手の立場に立って物事を考えて、思いやりの気持ちをもつことを心がけてください。きっと素晴らしいご縁を引き寄せることができるはずです。

 

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