”脱”ネガティブ思考で婚活を成功させる
いきなりですが、もし、思いがけずピンチにあったり、トラブルに巻き込まれたらどう思いますか? 「なんでこんな目に遭わなくてはならないの?」「自分は何も悪いことしてないのに…」と後ろ向きなマイナス思考にとらえる人がいます。一方で同じトラブルに巻き込まれても「ピンチはチャンス!」「良い経験になった」とプラス思考でとらえて、また次にすすもうとする人がいます。
婚活においても、ネガティブ思考で活動して、その後の結果が思わしくない状況に陥り、婚活うつになってしまう人をたくさん見てきました。思考というのは、すべての行動の源泉になるので、ポジティブに考えたら良いことが起こり、ネガティブに考えたら悪いことが起こるものなのだと思います。
もちろん、ポジティブ思考の人が婚活をしても思いどおりにいかない場合はありますが、その時の捉え方一つで、その後を好転させることができるはずです。今回は、婚活で”脱”ネガティブ思考になるために、どのように考えたらよいのかをご紹介します。
ネガティブ思考の人の婚活
「いい人がなかなかいない」と否定から入る人
婚活で「なかなかいい人がいない」と感じやすい人には、共通した特徴があります。まず、物事を否定から捉えてしまうネガティブ思考が挙げられます。お見合いでの出会いがあっても、相手の良い面よりも欠点にばかり目がいってしまうのです。「見た目が好みではない」「話が盛り上がらない」「価値観が少し違う」など、細かな部分まで気になってしまい、なかなか前向きに相手を見ることができません。
このような人は、無意識のうちに理想が高くなりすぎている傾向もあります。「もっといい人がいるのでは?」と考えてしまい、せっかくのご縁を逃してしまうことも少なくありません。また、相手を評価する目線が厳しく、自分自身が完璧な理想像を求めてしまう傾向があります。そのため、多くの出会いを経験しても「いい人に出会えない」という感覚が強まっていくのです。
言い訳ばかりで行動しない
婚活において、なかなか成果が出ない人の中には「言い訳ばかりして行動しない」という特徴を持つ人がいます。こうしたタイプは、まだ何も起こっていない段階から「もしうまくいかなかったらどうしよう」「断られたら恥ずかしい」と、ネガティブな未来を想像して行動をためらう傾向があります。出会いのチャンスがあっても自ら積極的に申し込むことを避け、受け身の姿勢で婚活を続けがちです。
さらに、プライドが高いこともこのタイプの大きな特徴です。自分からアプローチして断られるのが怖いため、相手からの申し込みを待つのです。そして、申し込まれた場合でも「とりあえず考えてみてもいい」といった上から目線で判断することがあります。このように、自信のなさとプライドの高さが同居していることが、行動の妨げになっているのです。
また、行動しない理由を探して「仕事が忙しいから」「今はタイミングが悪い」「もっと条件の合う人が現れるかもしれない」といった言い訳を並べて、積極的に行動しません。常に完璧な状況を求めてしまうため、少しでも不安要素があると行動を先延ばしにしてしまいます。
このように、言い訳を重ねて動かない人は出会いのチャンスを自ら逃してしまう傾向があります。婚活が長引いてしまう人の特徴のひとつと言えるでしょう。
上手に気持ちの切り替えができない
婚活が順調に進んでいるように見える人でも、実際には途中で断られたり、価値観の違いに悩んだりといったトラブルを経験していることが多いものです。しかし、そうした困難に直面したとき、前向きに気持ちを切り替えて次の出会いに進めるかどうかが、婚活成功のカギとなります。
ネガティブ思考の人は、失敗やトラブルがあると「私は運が悪い」「やっぱり私には向いていない」と悲観的になりがちです。ひとつの出来事に長く引きずられてしまい、上手に気持ちの切り替えができずに、婚活自体が苦痛になってしまうこともあります。断られた経験や、思うように進まない状況を必要以上に重く受け止めてしまうため、新たな出会いに積極的に婚活をする意欲が失われてしまうのです。
また、気持ちの切り替えが苦手な人は、過去の失敗にとらわれやすく、自信を失いがちです。「また失敗したらどうしよう」という不安が膨らみ、次の行動にブレーキをかけてしまいます。さらに、完璧主義な人ほど小さなトラブルでも大きな挫折と感じてしまうため、婚活を続ける気力が保てなくなってしまうのです。
”脱”ネガティブ思考で婚活
自分を好きになる
「自分のことが好きですか?」。自分のことが好きでなくては人のことを好きになることはできません。ネガティブ思考の人の多くは、自分に自信が持てず、自己肯定感が低いということは、前の章でもご紹介しましたが、まずは自分のことを好きになることが大切です。
まずは、自分の良いところ探しをしてみましょう。会社の面接試験ではありませんので、難しく考える必要はありません。
*物事を一生懸命に取り組む
*友達が多い
*毎日欠かさず、ウオーキングをしている
*自炊を心がけていて毎日お弁当づくりをしている
*綺麗好きで部屋は整理整頓されている
*家族仲がよい
自分が好きで継続していることや、大切にしていることを書き出してみましょう。
「好き」「楽しい」ことが少しずつ増えていくと、幸せな気分が高まり、ポジティブな気持ちになれるはずです。このように丁寧に毎日の生活を送っていることは、婚活にも良い影響を与えてくれることでしょう。
小さな成功体験を積み重ねる
”脱”ネガティブ法としては、小さな成功体験を積み重ねることはとても有効です。ネガティブな人はトラブルや困難に弱く、切り替えができず、マイナスを引きずったままでいることが多いので、小さくても「できた」「うまくいった」などの成功体験を積んでいくことでポジティブ思考に変換できるのです。
自分の良いところ探しと同じように、難しく考えないで、日々の暮らしのなかで取り組めることで大丈夫です。
*ずっと会えなかった友人と久しぶりに会うことができて楽しかった
*2年ぶりに部屋の模様映えをしてみた
*前からやりたいと思っていた英会話教室に通いはじめて充実している
ガラッと生活を変えることではなく、今の生活に少しだけ変化をもたらすことで、自分なりの達成感を味わうことができるのです。
そうした小さな成功体験の積み重ねが、充実した日常に繋がり、婚活に良い影響をもたらすことでしょう。
まとめ 〜自分を好きになると景色が変わる!〜
ネガティブからポジティブに変わると、婚活でこれまで積極的でなかった人も「まずは会ってみようかな」「迷ったけれど、もう一度会ってみます」などと、前向きな発言と行動に変わってきます。
理想の条件と少し違っていたとしても、例えば「年齢が少し離れているけれど、同じ趣味で優しそうだから、交際してみます」とか…。自分のことを好きになるとお相手の良いところ探しも自然にできるようになるのです。
起きた出来事をネガティブな見方だと「なんて運が悪いんだろう」と悪い出来事に思えるし、ポジティブな見方だと「ちょっと大変な出来事だけど、早くに気付いて軌道修正ができてよかった」と角度によって、見える景色が違ってきます。
もう聞かなくてもわかると思いますが、どちらの景色がよいですか? プラスに変換してポジティブ思考を実践しながら、楽しく婚活をして、素敵なパートナーを見つけてください。
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