ハイスペックな女性は婚活で苦戦する?
有名大学を卒業して、男性顔負けの活躍で仕事をバリバリとこなし、自分が望んできた地位と名誉を手にすることができた女性たち。しかし、それだけでは何か物足りない…。やっぱり結婚して子供を産んで、女性としての幸せも掴みたい…。
いわゆるハイスペックと呼ばれる女性の心の声ですが、一方で男性は、「自分よりも高収入の女性は敬遠しがち」あるいは「自分の妻になる女性には、これまで築いたキャリアよりも、これからの結婚生活を優先してほしい」と願う男性がいるのも事実。こうした価値観の違いが、ハイスペック女性の婚活をより複雑にしています。
ハイスペックな女性には、穏やかで幸せな結婚は難しいのでしょうか?今回は、婚活に悩むハイスペック女性が直面する課題を掘り下げ、キャリアと結婚の両立について一緒に考えます。自分らしい幸せを見つけるためのヒントを探してみませんか?
女性上位格差婚の難しさを考えてみる
ハイスペックな女性とは
普通、ハイスペックと聞いて思い浮かべるのは「高学歴」「高収入」でなないでしょうか。女性の場合は「容姿端麗」という要素が加わってきます。
女性の社会進出が進むなか、ハイスペックな女性は確実に増えています。女性の社会進出にともない、アベノミクスの成長戦略で掲げられた「女性が輝く日本」という目標が、企業にも影響を与え、女性の活躍の場を拡大する動きが加速してきました。このような取り組みが、優れたスキルや経験を持つ女性の増加に寄与していると言えるでしょう。
そうした社会の後押しもあり、女性でも企業で管理職になったり、女性の医師や弁護士も増えてきて、高い収入を得る女性が増えてきました。
一方では、高収入の女性はモテないと言われることもあるようです。昔だったら、夫である男性が外で働き、収入を得て、女性は家を守ることが当たり前でしたが、自分よりも稼ぐ女性が増えて男性はプライドが傷つけられて、高収入の女性を敬遠される傾向にある、なんてことも聞きます。
ハイスペックな女性が望む結婚観と現実とのギャップ
では、実際にハイスペックな女性はどんな結婚観をもっているのでしょうか。
男性の場合、こだわるのは年齢と容姿です。つまり若くて美人なら、その他のスペックはそれほどこだわりません。
反対に女性の場合はそうはいきません。結婚相手には、自分と同じくらいの同等、あるいはそれ以上を求める傾向で、学歴、収入が自分より劣るのはちょっと・・・と考えてしまうようです。
男性もハイスペックな女性に惹かれますが、そこには容姿と若さが必要です。若くて綺麗だったら、他がクリアできてなくても妥協できるのが男性なのです。
以前にもブログでご紹介しましたが、30代後半の男性で年収500万円以上の男性は6.8%(厚生労働省/令和元年賃金構造基本統計調査による)です。これには既婚者が含まれているデータなので、婚活をする独身となるともっと少なくなります。高年収の男性がいかに少ないかがおわかりいただけると思います。
そのため、多くの女性は、「理想の男性にはなかなか会えない」「妥協しなくてはならないのか」と現実のギャップに悩んだりするのです。
ハイスペックな女性が恋人との関係が壊れてしまった理由
女性の高年収が原因で破談になったカップルのお話
男性はデザイン会社に勤務する36歳のY男さん。女性のほうは公認会計士で33歳のS美さん。1年前に友人の紹介で知り合い、恋人関係になりました。お互いの親にも挨拶をして結婚も決まり、二人で新居探しもはじめました。
いくつもの物件を見て、どんなライフスタイルで部屋の間取りはどうしようか、ここにはこんな家具を置いてみようかしら…など、今思えばこの頃がいちばん楽しかったとS美さん。
そんな幸せ絶頂だった二人に暗雲がたちこめてきたのが、新居マンションの契約のとき。Y男さんの名義では収入面を理由に審査が通らなかったそうです。
S美さんは結婚を決めるのにあたり、彼の収入についてはそれほど気にしてなくて、二人で支え合って生きていこう、と思っていたので、だったらということでS美さん名義で申請したら、なんとすんなりと審査が通ったのです。
しかし、そのせいでY男さんとの関係はいっきに悪化していきます。Y男さんにしてみると、自分は審査に落ちて彼女が審査が通ってしまったということは、男性としてのプライドが傷つけられてしまったことになります。S美さんは「収入なんて関係ない。二人で助け合って一緒に生きていきましょう」となんども訴えましたが、Y男さんは「君を幸せにする自信がない」と言い、結局二人は別れることになりました。
のちに分かったことですが、「このままS美と生活していても上下関係ができそうで、やはり彼女が自分よりも稼ぐのは嫌だと思った」と、Y男さんは知人に漏らしたそうです。
男性の嫉妬は厄介
男性の嫉妬は大きくは2種類あるといわれてます。
まず一つはわかりやすく「恋愛の嫉妬」。自分の恋人の愛情や興味・関心が、自分以外に向けられていると素直に負けたくない、女性を独り占めしたいという感情をあらわにするのです。
二つは「社会的な嫉妬」です。元来、男性は競争社会に生きているので、自分より成功したり高収入を得ている相手に対して、劣等感や嫉妬心を抱くことがあります。
今回のS美さんとY男さんはこの二つ目のケースに当てはまるのではないでしょうか。ずっと良いお付き合いをしていたはずの二人だったのに、ふとしたことがきっかけで、Y男さんにこんな嫉妬の芽が潜んでいたとは…。とても辛く、悲しい結末になりました。
ハイスペックな女性に男性が嫉妬してしまう理由
自信がないのにプライドは高い
男性の嫉妬心は、とても厄介で根深いものです。どうしてでしょうか。
プライドの高い男性は、女性が自分よりも高収入だったり、社会的な地位が上だとすると、自分に自信がない分、別のところで攻撃的になったりします。
「女性なのにそんなことまでするの?」「いい年して、なんでそんなこと言うんだよ」
女性であること、年齢のこと、その女性の人格を非難するようなひどい言い方をする男性は、結婚してからも女性を下にみる癖は変わらないでしょう。
社会的評価が気になる
結婚する当人どうしが納得していても、家族やまわりの人たちが「女性より収入が低いなんて・・・」などと言う人もなかにはいます。
そうなるとまわりからの評価を気にし過ぎて、男性の気持ちが揺らいでしまい、結果、破談になってしまうケースもあります。
自分の母親と比べてしまう
いまだに「女性は家庭を守るもの」と刷り込まれている男性もいます。家庭第一優先で、家事や子育てをしてきた母親の影響が大きいのかもしれませんが、社会と関わりながら、生き生きと働く女性の素晴らしさを認められない男性は、古い価値観から抜け出せない典型的な例です。
まとめ 〜ハイスペックな女性におすすめな婚活〜
高いスペックを持っている女性は、男性にも同様のスペックを求めてしまう傾向があるため、やはり結婚相談所で婚活するのがおすすめです。
おすすめ理由
*学歴、収入の高いハイスペック男性を中心にお申し込みをかけて効率的な婚活をする
*厳しい審査をクリアした結婚を真剣に考えている人たちばかりに出会える
*婚活が思い通りにすすまないとき、カウンセラーがアドバイスをくれる
努力してここまでのキャリアと収入を得た女性が、自分と同等のスペックをもつ男性を望むことは当然のことでしょう。ハイスペックな女性も結婚して幸せになりたい気持ちを大切に、素敵なお相手を見つけてください。
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